時間の眺め方

「過去はやさしい目で眺め 未来は見上げる様に眺め
 今は鋭い眼差しで睨め」

こういう風に自分の時間を見つめる事ができればとてもすこやかに人生を過ごす事ができるだろう。

人間には心のどこかで逃げてきた過去がいくつかあると思う。無い人は幸いだ。自分はいくつかある。そんな過去とどうしても対峙しなければならない時がやがてやってくる。逃げることはできない。いざ対峙してみると大それた事じゃなかったりする。「過去は優しい目で眺める」これが出来れば過去は怖くはない。

過去を許せず受け入れる事ができなければ、それはトラウマになる。
未来は可能性を信じて歩めば明るいものになる、だが決して過度な期待は危険を招く。大切なのは「今」この瞬間も何かの分岐点になっているという事だ。だから「今」だけは鋭い目で睨みつけなくてはならない。