自分を救えなくても人は救える

よく耳にする言葉で「自分を救えないくせに人は救えない」というものがある。
しかし、例えば神父さんや医者、そして精神科の先生でもいつでも毎日幸せな訳では無い。それぞれに、皆同じ苦しみをかかえている。
人との別れ、死別、病、様々だ。

それでも救われている人は沢山いる。

キリストだって聖書通りにいけば十字架の上で吐いたセリフは自分は救われていない証拠になるだろう。

それでも人は救えるのだ。

恋愛するという事はみずからをその愛する相手に献上する事にも相応するという考えがあります。

好きな相手に何かプレゼントを考えるとき、やはり自分も好きで相手も好きそうなものを選ぶのが普通の心理です。

でもそれが自分の場合はどうですか?
自分のことを好きじゃないのに誰かを好きになって恋愛関係になる場合のほとんどは依存型の恋愛になってしまいます。

みずからを献上するのでは無く、相手に依存してしまう。
時にはその恋が成就する事によって自分を好きになれる事もたまにあります。

あなたは今の自分が好きですか?
自分が嫌いなのに誰かと付き合いたいと思いますか?