右脳トレーニング

今日は自分がよくやってきた言葉の遊びの一部を紹介します。

自分が病んでた時、お金が無くて遊ぶ物が無い時、目の前に楽しみが無い時、しょっちゅうこういうのやってました。

「食う物に困る事は現代人にとってチャンス」です。今はそうなりたくともなれない人がいます。私は若い頃しょっちゅうだったのでそのチャンスを授かりました。食う物に困ると持ってる知識を知恵にしなきゃいけない時があるんです。

目の前にあるものだけが財産だと思わないで下さい。沢山あります。その中で「文字」これは財産です。知識という財産です。「あいうえお、かきくけこ.....」
これだけで沢山の遊びができます。お金無くてもできます。
「文字」を遊びに変える。これ、いわゆる知識を知恵にする事です。皆さんやってますか?

やりかたは簡単です。

例えば 誰かの名前
「田中 一郎」(なんでもいい)
を思い浮かべます。そして「たなか いちろう」とひらがな、またはカタカナにします。その姓の頭文字と名の頭文字 ー この場合「た」と「い」です。

これを瞬時に取り替えるのです。
「いなか たちろう」
になります。
1人でいる場合出題してくれる人がいないので片っ端から自分の知ってる名前で試します。ものの1時間練習すると簡単にできます。

ここでせっかくなので瞬時に答えるための簡単なコツを教えておきます。

まず文字で考えません。自分の目の前に紙があってそこに名前を書くビジョンをします。
ちゃんと想像してください。
「たなか いちろう」と書いた紙を想像します。
想像できたら「た」を「い」の位置に、「い」を「た」の位置にヒョイっと動くのを想像します。そして出来上がった字を読んで口に出すだけです。

口に出すのもポイントです。最初自分で思い浮かんだ名前を口にして今書いた行程を経て答を口に出します。
ちゃんと頭で書けている人は読めばいいだけなんです。すごく簡単です。
私は今でも誰かの名前を言われれば0.5秒以内で解答できます。
これは右脳トレーニングです。左脳は言語の脳と言われますが右脳はビジョンの脳と言われます。「絵」として思い浮かべる時右脳が働きます。

例えば左脳に頼ってる人にこの問題を出題します。
例「マイケル・ジャクソン」と出すと
「ジャイケル・マクソン」になって返ってきます。これ間違いです。
1文字目を取り替えるので「ジイケル・マャクソン」になるんです。
「ジャイケル・マクソン」になる人は固定観念やどこかで聞いた記憶を元に言ってしまう場合が多いんです。あとルールを理解していないか、「ジャ」を1文字だと思ってしまっているか・・
ちゃんとビジョンしてるとすぐわかります。
ただ書いたものを読むだけなんです。ものすごく簡単です。
慣れてくると書く必要も無くなってきます。

これは日本語(ひらがなたカタカナ)だからできる遊びなんです。
英語だとできないんです。なぜなら書いても発音できないんです。
例えば「John Lennon」(ジョン・レノン
これをさっき書いた通りやってみると「Lohn Jennon」になります。こうなると英語圏の人は発音は一応できますが人によって読み方が変わってきます。統一な答えが無くなるんです。「いやできるんじゃないか?」と思う方もいるしょう。「ローン・ジェノン」じゃないか?と言う人は日本人です。これは「ローン・ジェンノン」etc...にもなりえます。かなり無理してますが。。。これを英語圏の人に無理矢理出題するとやはりできないし面白くないみたいです。(何十人かでリサーチしました)ここが英語の文字の少なさと日本語の多さの面白さです。

だからといって英語圏の人の限界を簡単に語るのはもってのほかです。

例えばアメリカには綴り字大会(スペル大会)というのがあります。
知っての通り英語圏の人はアルファベット24文字で会話します。
日本人は使える言葉が多いのでラッキーです。(場合によっちゃ多すぎてラッキーじゃない時もありますがラッキーだと思いましょう)

その24文字の中でアメリカ中の小中学生がスペルのコンテストに出ます。

問題は日本語にするとこういう感じです。
Q「地球内部の急激な変動による振動が四方に伝わり大地が揺れる現象は?」
A「地震」(「ぢしん」か「じしん」かは自分で調べて意味を知りましょう)
これ・・日本語にすると何の面白みも無い知識試しになります。
しかし地震は英語にすると「earthquake」という単語です。「earth」は知っての通り地球です。「quake」は震えなどです。地球が震えるので、これすなわち「earthquake」です。Quak of Earth(地球の震え)じゃないんです。
「earthquake」であり、それ以上でもそれ以下でも無いです。

話は戻りますがアメリカの小中学生がさきほどの出題に対して、答えをスペル1文字づつ答えていきます。かなり難しいです。

このチャンピオンになる子供達の統計はやはり右脳を使ってるんです。文字をビジョンします。さらには彼らは文字の持つ意味から文字を想起し、頭の中に書き、それを読むんです。

2本ほど、これに関する映画があります。興味あったらどぞ〜。

綴り字のシーズン  (原題BEE SEASON)
チャレンジ・キッズ (原題はカタカナを英語にしたまま)

という事で、西洋人は24文字のアルファベットを精一杯使います。

日本人は沢山使えるものがあるので文字を使って遊びましょう。
遊ぶと脳のトレーニングになります。

この遊びを熟練した人、私と勝負しましょ!

くだらないという方、やれてから言ってください。
そしてできないと思う方、練習してから言ってください。
そんな時間が無いという方、仕事のかたわらのトイレでもできます。