対話のテクニック

「対話で一番大事なのは、相手が口にしていない、またはできていない言葉を
 聞き取る力だ」

人間はあらゆる所から情報を発信している。
例え、対面していながら言葉にしていなくても。
目の動き、声のトーン、汗ばみ、仕草の一つ一つ。
その中に言いたいが言えないこと、嘘をついてるとそれが表れたりする。

例えばあなたに何かを尋ねたとしよう。
好きな色は?「オレンジ」と答えたとしよう。
目が左側、かつ左上に動いたとき神経生理学的に言うと
視覚系への働きで本当の事を言ってるとわかる。
もし右上に動いた場合、脳の創造部への動きで嘘を創り出している事がわかる。

それだけではなく、嘘を言うときや言えないことがある時、
何かを隠している時、人間は必ず情報を体や波長で発している。
上記の声のトーンしかり汗ばみしかり、仕草の一つ一つが
通常何も隠していない人と居るときと違うのだ。

対話とは洞察なのである。

人は必ず何がで言語を発信している。
「自殺したい」などもその言葉の前に
「(誰もかまってくれないから)自殺したい」
「(必要とされていないから)自殺したい」
など()がある。
ここを見抜かなければいけない。

こういう対話をできる人間は対話のプロになれる。