怒りとは。

「怒りとは人と人とをつなぐ鎖になりやすい」

共通の的を持つと人間は一致団結する。例えば地球に宇宙人が攻撃をかけてきたとしよう。そうしたら冷戦時代のアメリカ、ソ連であろうと互いに手を取り合うだろう。
これは小さな社会でも同じ小学校や中学校でも一緒。
違う派閥が何個か同じ学年内にあって、その学年全体が上級生にイジメを受けたら?当然みな同じ感情になる。そうなるといくら違う派閥で環境が違えど「怒り」という共通の感情を抱く。そうなると人は団結しやすいのだ。
しかし、残念ながら「慈しみ、優しさ」はそう簡単に人を繋ぐ鎖にはならない。

なぜなら慈しむ事優しさを与えることより怒ることの方が簡単だからなのだ。