人生は字幕の無い外国映画のようだ

         字幕の無い外国映画

今日は何を着ていこうか迷いながら少ない洋服の前でため息
午前中は昼休みを糧にして 夕方には次の休みに気を取られ
帰り際にたまに近所の犬とじゃれあって家に着いたら明日のため寝るだけ

反復の中時折悲しみ妬みでブルー
そんな時はやけに自分の意味わからなくなるよ
間違って無いと誰かに言われたいよ

字幕の無い外国映画な毎日に自分なりの意味を付けてる
正しいかどうかわからない 事実より真実が大切だから
飛び交う情報 溢れる欲望 たまにふらついてジャンプしてキャッチして
ただ繰り返してる訳じゃないよ ちょっとづつ強くなってるさ
心の中の主役は決して譲れない

今日見た夢は何だったかなんて思いながらいつもの朝が始まろうとしてたけど
意味帯びるのは気持ち次第だとわかった時モノクロの映画はカラーに変わるよ
たまには大好きだった君の事思いながら すれ違う度また誰かに恋する

反復の中時折悲しみ妬みでブルー
そんな時はやけに自分の意味わからなくなるよ
間違って無いと誰かに言われたくて

字幕の無い外国映画はまるで地図を持たない旅に出るようさ
道は自分で切り開くんだ 千通りの扉が待ってる
嫉妬も怒りも笑いも卑猥も涙も焦りもおんぶしてだっこして
その虚しさ無意味じゃないよ ちょっとづつ強くなってるさ
心の中の主役は決して譲れない