自分の中での賛否両論

周囲への不満と甘え

ある心理学者の本に「周囲や環境に不満を持っている人はどこかに甘えを持っている」と書いている。

自分はカウンセラーとして半分賛成するが、カウンセラーとして、半分は否定する。
書いてる人は何作も本を出版していて経験豊富だ。その人の経験論からすればそうなるのかもしれないし、実際そういう人をカウンセリングした事は自分も沢山ある。

たしかに甘えの人もいた。しかし上記のように言い切る事はできない。

「周囲や環境」をどこに当てるか?
自分の場合は国際問題(人種差別や国際紛争も含め)や今の格差社会に目を当てる。いわゆるそれをいつも考えていれば、自分にとってはそれが「周囲や環境」なのだ。
自分自身こういった問題には不満がある。
しかし国際問題や今の格差社会に対して、何かできてるか?と、言われるとできていないと思う。

そういう問題の解決を考え、モットーとしては「1人の優しさが世界を変える原動力」だと信じて生きているが、実際そういう問題に対して、さして大きな事はできていないから自分に対して不満がたまる。

これも甘えの一種なのだろうか?

「周囲や環境」をごく身近な部分に絞り込んだ場合は甘えが生じている人がいるのは確かだ。
そういう人は先に「わかろう」とせず、または「わかろうという努力を」諦め、「わかって、わかって」が先行しているのだ。そういう場合は確かに甘えの場合が多い事も確かだ。

下に書いてる映画はホテル・ルワンダという映画です。この映画の内容なような事が今でも行われています。
我々はそういう所に「周囲や環境」という着眼点を持たなければいけないと思います。

興味あったら観て下さい。

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