WALK ON


降りしきる雨の中
子供のように傘もささず歩いてたんだ

街灯のオレンジ色が
僕の前の白線を染めていたんだ

行き交う人 たまにはさ
君に似た人がいないかなんて見つめてたんだ

あきらめたくないもののため
あきらめなくちゃならない事もあるものさ

燻る思いを完全に断ち切りたい
だから今僕は聞いてみる

信じる道のため独りぼっちになれるのかい?
鏡をみて最近老けたと思う僕が

こんなに歩いてきたのに
ここからスタートだなんて
簡単に受け入れる事が僕に出来るかい?

拭いきれない 思いをよそに
僕は今ゼロに戻りたいと願うんだ

スモークだらけの車が通る
ふと目をそらしがちになった僕がいる

まんざらでもない日常の魔法 そんなものに
まんまと甘んじたくはないものさ

雨にあたって死ぬわけじゃないし
軒先きで雨宿りをするやつらにムッときたんだ

燻る思いを完全に断ち切りたい
だから今僕は聞いてみる

だんだん世界がいやになる
それとも僕の価値観がダサくなる前触れだとでも云っているのか?

それなら勝負しよう
世界よ勝負しよう
僕とお前のどちらが強いというのか

信じる道のため独りぼっちになれるのかい
鏡をみて最近老けたと思う僕が

こんなに歩いてきたのに
ここからスタートだなんて
簡単に受け入れる事が僕に出来るかい

信じる道のため独りぼっちになれるのかい?

ほんの少しの勇気さ