2009-07-13 脅してばかりの刀 「人を脅してばかりの人間は実行しない、またはできない」 刀をさやから軽く抜いてちらつかせながら歩いてる侍は、人を斬る勇気が無い という話を年配の人に聞いたことがある。 刀の刃をいつもちらつかせているのは周囲に対する脅しであり、 逆に恐怖の表れなのだ。 刀はさやから軽く抜いてちらつかせるものじゃない。 抜いた時には切るのだ。 それ以外では抜いてはいけない。 覚悟をして相手を切る時だけさやから抜くのだ。 抜いた時、切れるよう日々の努力も必要なのだ。