花を咲かせるために・・・

「花を咲かせたいなら水をやるのを忘れちゃだめだよ
 咲き誇る姿ばかりに期待をよせてまどろんでいるだけなら
 きっとその花は枯れてしまうから」

これはふとした時に詩に使おうとして書いた言葉だ。
これは実は痛烈な批判をこめている。
今の教育制度や会社…
例えば上司や教師が自分の部下や生徒が自分の元にいて
いつか花が咲くことばかりを期待して愛情を注がず、
ただはっぱだけをかける。それでは育つ花も育たないのだ。
咲き誇る姿ばかり、いわゆる先の事ばかり考えて今を見ていないという事だ。

「薔薇のつぼみは早く摘め, 時は過ぎ行く, 今日咲き誇る花も明日は枯れる, 今を生きる」

と平行して

「薔薇のつぼみはまだ摘むな, 時は過ぎ行く, まだ咲き誇らぬ花も愛情次第, 愛という水をやれ」

と作ってみた。