必死の意味


『必死が、「必ず死ぬ」に繋がる事がある』


人生必ず誰しも必死にならなきゃいけない時期があるものだ。
しかしいつも必死で周りのものが見えないくらいになると、
意外にうまくいかない。
商売も頑張れば頑張る程ダメになったり、格闘技でも必死になればなるほど
勝ちたい相手に負けるのだ。

話は変わるが、
自分の経験上ケンカやボクシングでの事だが、
まだ若い頃は冷静さを欠いていた。

相手に殴られ、カッとなると視野が狭まるのだ。視野が縦長になる。
これは人間の闘争本能とアドレナリンがなせるわざだと知ったのは
その後だった。
そのために横視界が狭くなりフック気味のパンチや、
ロングレンジの回し蹴りが見えなくなるのだ。
普段なら見えるはずなのに。これは必死になって冷静さを欠いて、
上記の通り視野が狭まるからなのだ。

人間必死になると自分との戦いになる。
その場合上記のような現象が心にも起こるのだ。
視野が狭くなり必死になればまるほど窮地に落ち込む。横視界を失う。
冷静な時に見えてたものを見失う。

肩の力を抜いた瞬間見えなかったものが、見えるようになるものだ。
ずっと必死は必ず死ぬにつながるといのはそういう事だ。

本当の必死とは必ず至る=必至なのだ。
「必ず至らせるために必死に努力する」時も必要というだけなのだ。
ずっと必死であれば、なぜか探し物が見つからなかったり、
商売がうまくいかなかったり、戦いに負けたりするものだ。