新しいモノが生まれる度に病が一つ増える・・・

インターネットが出来た。インターネット依存症。
携帯が発達した。携帯依存症。

メディアや社会構造や文化が、一日に何百も発達していく。
もの凄いエリート戦士達がその中であれやこれやと
会社のため、自分のため、お金のために働いている結果だ。
その陰で密かに病んでいく人達。そんな中で人の心がその速度に追いつかない。
当の本人達も気づかない。その陰では色んな病名やカテゴライズができていく。
そして当人達も病んで行く。統計的に精神病や神経症は、
この国だけでも率が上がっている。

「人」そのものがもっと、心に目を向けて行かなくてはいけない。

文明がここまで発達していなかった時、エイズという病気も無かったそうだ。
あっても人への感染などは無かったという。病気もまた同じなのだ。

どこかでちゃんと考えてみよう。カテゴライズが増えすぎていないかい?
音楽一つとっても、格闘技にせよ、精神疾患の病名についても、
外科的、内科的病名でも。20年前にはこんなに無かった。

あらゆる物が細分化されしすぎている。
精密すぎるものほど、ちょっとの事で壊れやすい。


以下に挙げる詩は60年代に活躍した人が書いた詩だ。

Running everywhere at such a speed
Till they find there's no need (there's no need)

ものすごい速度であちこちで駆けめぐり・・
その無意味さにさえ気づいていない(そんな必要も無いのに)

John Lennonが書いたThe BeatlesのI'm Only Sleepingの一節より。